タスク管理ツール・アプリのおすすめ12選を比較！無料・フリープランあり

「今よりも社内のタスク管理を効率化したい」
「失敗しないタスク管理方法を導入したい」

現在、そのように考えている方もいるでしょう。プロジェクトを成功に導くためには、効率的かつ正確なタスク管理が重要です。

そこで、便利なシステムがタスク管理ツールです。

本記事では、タスク管理ツール・アプリのおすすめ12選を紹介します。選び方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

タスク管理ツールとは

タスク管理ツールとは、各メンバーのタスク内容や進捗状況、タスクの期日などの情報を効率的に一元管理するシステムです。

従来のタスク管理には、以下のような課題がありました。

• タスク管理方法が人によって異なり統一されていない
• 他のメンバーのタスク進捗状況が見えづらい
• プロジェクトメンバーが多くなるほどタスク管理も煩雑になる
• 仕事量が多いときほどタスクの抜け漏れも発生しやすい

このような課題は、タスク管理ツールを利用すれば解決できます。

タスク管理の重要性

業務を順調に進めるためには、タスク管理の徹底が欠かせません。

もしタスクの進捗状況が芳しくない場合も、しっかりと管理をしていれば、期日や担当者の変更などにより柔軟に対応できます。

反対にタスク管理を軽視した場合、業務に悪影響が出ます。
例えば「対応の抜け漏れ」「タスクの期日寸前に慌てる」など、望ましくない結果を招くでしょう。

タスク管理の方法に絶対的な正解はないものの、昨今ではその利便性からタスク管理ツールを導入する企業が増えています。

タスクとプロジェクトの違い

タスクとプロジェクトは混同されやすいですが、実際の意味は異なります。

タスクとプロジェクトの違いは、管理の権限を持つ担当者です。

まず、タスクとはプロジェクトを構成する課題や作業のこと。管理はタスクの担当者個人に任されます。

一方、プロジェクトは企業目標を達成するための業務計画であり、タスクの集合体です。管理はプロジェクトリーダーが担当します。

タスクは、プロジェクトの進捗に影響を与えかねません。したがって、上手にタスク管理をすることこそがプロジェクト成功の道となるのです。

タスク管理ツールを選ぶ7つのポイント

では、タスク管理ツールを選ぶ7つのポイントを紹介します。

1. 料金は予算に見合っているか
2. 必要な機能が搭載されているか
3. 外部ツールと連携可能か
4. 操作性に優れているか
5. チームでのタスク管理がしやすいか
6. マルチデバイスでの利用は可能か
7. 無料トライアル期間を設けているか

料金は予算に見合っているか

まずは、料金が予算に見合っているかです。

自社に必要な機能が揃っていれば、無料ツールもしくは無料プランでも問題ありません。

一方、有料タスク管理ツールでは、基本的に1ユーザーあたりの料金が決まっています。
ツールの利用者が増えた場合は人数分の料金が加算されていく点を、理解しておきましょう。

予算を圧迫することがないように、料金面についてしっかりと検討してください。

必要な機能が搭載されているか

必要な機能が搭載されているかも、確認しておきましょう。

タスク管理ツールには、例えば以下のような機能が搭載されています。

• ToDoリスト
• ダッシュボード機能
• スケジューリング機能
• ファイル共有機能

まずは自社がタスク管理ツールに求める機能を整理してください。そして、最低限必要な機能を搭載したツールを選びましょう。

外部ツールと連携可能か

外部ツールと連携可能かも、判断基準です。

タスク管理ツールによっては、タスクが追加された際に外部チャットツールにも通知する機能などがあります。

すでに自社で利用しているツールと連携できれば利便性も大きいので、あらかじめ連携の可否もチェックしておくと良いでしょう。

操作性に優れているか

操作性に優れているかも、確認しましょう。

どのタスク管理ツールも、タスク管理方法自体は似ています。
ただし、操作性や画面の見やすさは各ツールで異なるので、よく比較検討しましょう。

また、タスク管理ツールの導入により、メンバーは新しいツールの操作方法を覚える必要が出てきます。操作性が低いタスク管理ツールを導入してしまい、かえって管理が煩雑になる事態は避けなければいけません。

機能性だけでなく、操作性も重視してください。

チームでのタスク管理がしやすいか

チームで仕事を進める場合は、チームでのタスク管理がしやすいかも重視してください。

各メンバーの進捗状況がすぐに把握でき、メッセージ機能も充実したタスク管理ツールは、チームでのタスク管理に最適です。

なお、参加メンバー数の上限についても確認しておきましょう。

マルチデバイスでの利用は可能か

マルチデバイスでの利用が可能かも、ポイントです。

PCやスマートフォン、タブレットなどのマルチデバイスに対応していれば、外勤営業やテレワークの際も利用できます。

場所を問わずツールを利用できれば、タスクの確認をするためだけに会社に行く必要もありません。

ただし、ツールによってはスマートフォンでの操作がしづらい場合もあります。
そのため、無料トライアルを利用し、操作性を確認しておくのがおすすめです。

無料トライアル期間を設けているか

無料トライアル期間を設けているかも重要です。

公式サイトから機能や操作画面の確認は可能でも、実際に利用しない限り本当に便利なのかはわかりません。

機能や操作性に納得して選んだツールは、導入後もすぐに定着するでしょう。

一日でも早くタスク管理ツールを導入したいという思いがあっても、まずは無料トライアルを利用して比較検討してください。

タスク管理ツールのおすすめ12選を比較

それでは、タスク管理ツールのおすすめ12選を比較します。

Trello（トレロ）

Trelloは2,000万人のユーザーを持つ、業界では一番多く利用されているツールです。

無料プランでも全機能の利用が可能で、コストパフォーマンスを重視する方に適しています。

はじめてタスク管理ツールを導入する方や費用面で失敗したくない方は、まずTrelloから利用するのも良いでしょう。

Trelloの公式サイトを見る

Backlog（バックログ）

Backlogは、チームのコミュニケーション促進に役立つ機能を備えたタスク管理ツールです。

一つのプラットフォームで各メンバーの作業状況をこまめに共有できるため、プロジェクトを円滑に進められます。

業界大手・上場企業〜中小企業など幅広く利用されている実績があるのでどの企業にとっても利用しやすいでしょう。

Backlogの公式サイトを見る

Group Task（グループタスク）

Group Taskは、シンプルなUIを特徴とする、直観的に利用できるタスク管理ツールです。

ダッシュボードを開くのみで期日を意識しながら作業ができ、タスクの依頼や進捗報告依頼なども簡単にできます。

「仕事の見える化」を重視したツールで、メンバーがどのような仕事をしているかもリアルタイムで把握できるようになっています。

Group Taskの公式サイトを見る

Notion（ノーション）

Notionは、ひとつのタスクに複数の情報を紐づけて管理ができる、便利なタスク管理ツールです。

タスク管理の他にも、メモ機能やドキュメント作成など業務に役立てられる機能が揃っています。

タスク管理の手法も豊富で、内容をいち早く理解できるようになっています。

Notionの公式サイトを見る

My Redmine（マイレッドマイン）

My Redmineは、プロジェクトの進捗状況などの情報を一元管理できる「Redmine」というソフトウェアをクラウド上で利用できるタスク管理ツールです。

タスクの一覧をExcelのようなシンプルな画面で管理できるため、直観的に利用できるのが魅力。

専門スタッフによる手厚いサポートもあるので、不明点が出た際も安心して利用し続けられます。

My Redmineの公式サイトを見る

eセールスマネージャー

eセールスマネージャーは、営業担当者の業務全般を支援するためのツールです。

営業担当者の活動を簡単に可視化できるだけでなく、タスク管理にも便利な機能が搭載されています。

営業支援ツールとして利用しつつタスク管理も実施できるという利便性が魅力です。

eセールスマネージャーの公式サイトを見る

Microsoft Planner（マイクロソフトプランナー）

Microsoft Plannerは、Microsoft公式のタスク管理ツールです。

Microsoft社が提供する「Microsoft 365サブスクリプション」に含まれるサービスで、直観的な操作で簡潔にタスク管理を実施できます。

また、Outlook・Teams・OneNoteなどのMicrosoft 365アプリケーションとも連携可能なためチームでのタスク管理に役立てられます。

Microsoft Plannerの公式サイトを見る

Taskworld（タスクワールド）

Taskworldは、幅広い業界で利用されているタスク管理ツールです。

プロジェクトとタスクの進捗状況をタイムラインで表示したり、残っている作業のボリュームの可視化などもできます。

Taskworldはアメリカの企業で開発されましたが、ツール・サポートどちらも日本語に対応しているので安心して利用できます。

Taskworldの公式サイトを見る

Senses（センシーズ）

Sensesは、営業活動にまつわる情報を一元管理できる営業支援ツールです。顧客管理や案件管理、AI分析機能など営業活動に役立つ機能が揃っています。

メンバーの進捗状況を共有できるボードでは、タスク管理も可能。
営業支援ツールかつタスク管理ツールとして利用したい場合におすすめです。

Sensesの公式サイトを見る

Wrike(ライク)

Wrikeは、アメリカのカルフォルニアでリリースされたタスク管理ツールです。

ビジネスに特化したタスク管理ツールであることが特徴。

料金は相場よりも高めの設定ですが、その分機能も充実しています。

Wrikeの公式サイトを見る

Stock（ストック）

Stockは、複雑な操作が一切必要ないシンプルなタスク管理ツールです。

料金プランが豊富で、自社に合わせた使い方ができるのも特徴。
サポートも充実しており、利用に関する問い合わせは遅くとも1営業日以内に回答してもらえます。

また、EvernoteインポートやSlack、Chatworkなどの外部ツールとの連携も可能です。

Stockの公式サイトを見る

torio（トリオ）

torioは、直観的な操作でタスク管理を実施できる、幅広いユーザー向けのツールです。

ダッシュボードでは納期の近いタスクがわかりやすく表示されるため、対応漏れを予防しやすいのが特徴。
Google カレンダー連携、Slack、Chatwork連携による通知機能もあり、外部ツールとの連携機能も充実しています。

torioの公式サイトを見る

タスク管理ツールを利用するメリット5つ

最後に、タスク管理ツールを利用するメリットを5つ紹介します。

1. タスクの進捗状況を一元管理できる
2. タスクを可視化できる
3. タスク漏れを予防できる
4. コミュニケーションの活性化につながる
5. 急な依頼にも即座に対応できる

タスクの進捗状況を一元管理できる

まずは、タスクの進捗状況を一元管理できる点です。

タスク管理ツールを利用すれば、すべてのタスクに関する情報をツール上に集約できます。
「タスクに関する情報は、すべてタスク管理ツール上にある」環境をつくることで、安心して業務を進められるでしょう。

タスクを可視化できる

タスクを可視化できるのも、メリットです。

タスク管理ツールの利用によって、各メンバーのタスク進捗状況が見えやすくなります。

常にお互いの進捗状況を把握しておけば、遅れているタスクに増員するなど、柔軟な対応もできるでしょう。

タスク漏れを予防できる

タスク漏れの予防にもなります。

タスク管理を頭の中やメモ書きをすると、漏れが生じるリスクがあります。一つでもタスク漏れが発生すれば、プロジェクトの進行が遅延しかねません。

タスク管理ツールでは、TODOリストやタスクの進捗状況をわかりやすく管理できるので、対応漏れの予防にも役立てられます。

コミュニケーションの活性化につながる

タスク管理ツールを利用することで、コミュニケーションの活性化にもなります。

多くのタスク管理ツールにはメッセージ機能が搭載されているため、ツール内で気軽にコミュニケーションをとれます。

タスクに関する相談や質問、共有事項などをこまめに連絡できる環境は業務効率化にもつながるでしょう。

急な依頼にも即座に対応できる

急な依頼にも即座に対応できるのもタスク管理ツールを活用するメリットです。

タスク管理ツールでは、タスクが発生する度にタスク項目を新規追加できます。そのため、急なタスクが発生した際も、ツール上ですぐに確認が可能です。

急なタスクでは緊急性を伴う傾向にあり、口頭やメールでは即座に伝えられないかもしれません。
タスク管理ツールを利用すれば、そのようなロスも削減できるため、担当者はすぐタスクに着手できます。

まとめ：タスク管理ツールで管理業務を効率化させよう

タスク管理ツールを利用すれば、従来のタスク管理に関する問題を解決でき、業務を効率化できます。

タスク管理における自社の課題を洗い出せば、自ずとタスク管理ツールに求める機能も明確になります。

社内での浸透度合いが気になり、導入に慎重な姿勢を取られるかもしれません。ですが、無料トライアルを利用すれば、リスクなくタスク管理ツールをお試しできます。

本記事で紹介した選び方のポイントを意識して、最適なタスク管理ツールを導入してください。