自社の限られたリソースを最大限に活かすため、テレアポの外注化を検討している方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は
- テレアポ外注の料金相場
- テレアポ外注のメリット・デメリット
- テレアポ業者を選ぶポイント5つ
- おすすめのテレアポ外注先5選!
について解説していきます。
テレアポ外注について理解し、自社に最適な代行会社を見つけましょう。
テレアポ外注とは
テレアポ外注とは、商談に必要なアポイントの獲得を代行会社に外注することです。
電話営業は案件受注に不可欠ですが、自社でテレアポを行う場合
- ターゲットリストの作成
- トーク台本の作成
など、時間や人員コストがかかります。
テレアポを外注すれば商談に集中できるため、自社のリソースを最大限に活かすことができるでしょう。
テレアポ外注の料金相場
テレアポを外注する際、料金相場も気になるかと思います。
ここでは、テレアポ外注の3つの料金体系とそれぞれの特徴について解説していきます。
成果報酬型
成果報酬型とは、アポ取得数に対して費用が発生する料金体系です。
1アポあたりの費用相場は、10,000円〜20,000円。
「アポ単価×アポ獲得件数」で計算されることがほとんどです。
成果報酬型の例
15,000円(アポ単価)×10件(アポ件数)=150,000円
メリット
- 成果が出ないときの費用負担が少ない
デメリット
- アポの確度が低いと費用対効果・営業効率が悪くなる
アポ取得まで費用がかからないため、アポ取得や成約が難しい商材を取り扱っている企業には特にお勧めの料金体系です。
コール課金型
コール課金型とは、1コールごとに費用が発生する料金体系です。
1コールあたりの費用相場は、100円〜300円。かけ直しの有無によって料金に開きがあります。
「コール単価×コール件数」で計算されることがほとんどです。
コール課金型の例
100円(コール単価)×50件(コール件数)=5,000円
メリット
- リストに対して確実に架電するため、対象顧客へ一通りのアプローチが可能
デメリット
- アポが取れなくても費用が発生する
多くのアポを獲得できれば、費用対効果の高い報酬体系です。アポ獲得率を高めるには、テレアポ結果の分析・改善が必要になります。
月額固定型
月額固定型とは、固定の報酬額を月額料金として払う料金体系です。
費用相場は月20万円〜50万円です。テレアポ外注先がどこまでサポートしてくれるかによって費用に差が生じます。
メリット
- 成果にかかわらず金額が決まるので予算を決めやすい
デメリット
- 成果が出なくても費用が発生する
外注先によって成果が大きく左右されるので、自社に合ったテレアポ代行を選ぶことが大切です。営業担当がつき、PDCAを回してくれる代行会社を選ぶと、安心してテレアポを任せることができるでしょう。
テレアポ外注のメリット
テレアポを外注することでどんなメリットを得られるのでしょうか。
ここでは、テレアポを外注するメリットを3つ紹介していきます。
商談に専念できる
テレアポを外注することで、商談のアプローチに多くの時間を割くことができます。
自社のリソースを営業活動に集中させられるため、成約率を高めることが可能です。
成功しやすい商談が増えれば、営業のモチベーションも上がり、さらなる営業効率UPを狙うことができるでしょう。
テレアポ業務の人件費を削減できる
テレアポを外注することで、1アポあたりの人件費を抑えることが可能です。
自社でテレアポを行う場合、社員の教育や設備投資、人手が不足していれば採用費まで発生してしまいます。
代行会社に依頼をすれば、低コストで、質の高いアポを獲得することができます。
1アポにかかる費用をシミュレーションしたうえで、テレアポ代行の導入を検討してみましょう。
アポ獲得率が高い
テレアポを外注することで高いアポ獲得率を実現することが可能です。
代行会社のもつ豊富な経験・ノウハウを活かし、成約につながるアポを増やすことができれば売上UPも望めます。
自社で電話営業を行うよりも効率的にアポが獲得できれば、外注費も簡単にペイできるでしょう。
代行費用はかかりますが、料金以上に得るものは大きいはずです。
テレアポ外注のデメリット
テレアポを外注することでデメリットはあるのでしょうか。
ここでは、テレアポ外注のデメリットについて2つ紹介します。
外注先によって成果に差が出る
テレアポ代行会社には、それぞれ得意な業界や商材のジャンルがあります。
自社にマッチしていない企業を選んでしまうと、売上を伸ばすどころか「かえって営業効率を下げてしまう」なんてことになりかねません。
アポイントは、数よりも質が大切です。
必ず複数社を比較して自社に合った外注先を選びましょう。
料金体系によっては成果が出なくても費用が発生する
コール課金型のテレアポ代行を利用すると、結果がでない場合でも費用がかかります。
ムダな経費を払いたくないときは、成果報酬型を選択した方が良いでしょう。
とはいえ、自社にマッチしていない外注先へ依頼してしまうと、アポの質が悪く、最終的なコストが高くついてしまうことも考えられます。
料金体系をしっかりと理解したうえで、事前にコストシミュレーションをしておくとミスマッチを防ぐことが可能です。
テレアポ業者を選ぶポイント5つ
テレアポ外注のメリット・デメリットを見てきましたが、実際に外注先を選ぶときは何を基準に選べば良いかわからないと思います。
ここでは、テレアポ業者を選ぶポイントを5つご紹介します。
①得意な業界・業種を確認する
外注先を選ぶときは、得意な業界・実績について、事前に確認しておくことが大切です。
得意なジャンルであれば、商材の理解度も高く、今までの経験やノウハウを活かして「質の高いアポ」を実現することができます。
一方、実績がないテレアポ代行に依頼をすると、業界知識ゼロからなので準備に時間がかかるだけでなく、ノウハウもないためアポの質を求めるのは難しいでしょう。
企業HPや口コミを参考にして、自社にマッチしたテレアポ代行を選びましょう。
②アポインターの質をチェックする
実際にテレアポを行う「アポインターの質」を確認しておくことが重要です。
アポの取得率・成約率はコール担当のスキルによって、大きく左右されます。
能力の高いスタッフは、顧客ニーズを引き出しながらアポを獲得するので、成約率の高いアポを実現することができます。
商談が成功しやすくなれば、営業のモチベーションUPにつながるはずです。
成果につながるアポを増やすためにも、コールスタッフの育成に力を入れている代行会社を選びましょう。
③録音データの共有があるか確認する
代行会社が録音データを共有してくれるのかも確認しておくと良いでしょう。
アポ獲得時のトーク内容を確認できれば、顧客の生の声を聞くことができ商談に役立つ情報を得ることができるかもしれません。
相手の痒い所に手が届くようなアプローチを仕掛けられれば、成約率を高めることができるはずです。
データ提供がオプションになっている外注先もあるので、事前にリサーチしておきましょう。
④複数社を比較する
テレアポ代行を選ぶときは、複数社を比較することをお勧めします。
費用を抑えたいからといって安価な外注先に申し込んでしまうと、自社の求めるサービスを得られなかったり、求める内容がオプションになっており、かえって費用が高くついてしまうことがあります。
外注先を決めるときは値段だけで判断せずに、アポ獲得までのトータルコストを考え、費用対効果の高い企業へ依頼するようにしましょう。
また、予算に余裕のある場合は複数社に依頼することも有効です。
外注先によっては独自の企業リストを持っているため、複数社に依頼することで幅広い顧客へアプローチができます。
自社の予算に合わせて、テレアポ代行を比較してみましょう。
⑤アプローチの改善があるか確認する
代行会社がアプローチの改善を行ってくれるのかも重要なポイントです。
テレアポは分析・改善を繰り返し、アポ獲得率を高めていく必要があります。
外注先の料金体系に改善提案が含まれているかはチェックしておきましょう。
- トークスクリプトの改善
- アポ結果の分析・改善提案
上記のようなサービスがあると安心です。
費用対効果を高めるためにもアプローチの改善があるかどうかは必ず確認しておきましょう。
おすすめのテレアポ外注先5選!
テレアポ外注先を選ぶ5つのポイントを抑えれば、自社に合った業者を見つけることができるはずです。
ここでは、おすすめのテレアポ外注先を紹介していきます。
①株式会社ディグロス
ディグロス3つのポイント
- 1,000社以上の実績から得た豊富な経験・ノウハウで質の高いアポを実現
- アポ取得まで費用がかからない成果報酬型
- 顧客リピート率94%以上と高い数値を維持
株式会社ディグロスは、低コストでテレアポを委託できる成果報酬型のテレアポ代行サービスです。
「アポ獲得」と「プロデュース力」に特化しており、顧客と情報共有したうえで、タイムリーな改善、効率的なアプローチを実行してくれます。
アポイントからの成約率30%以上を6年連続で達成しており、低コストで売上につながるアポの実現に期待できます。
②コミットメント株式会社
コミットメント3つのポイント
- BtoB特化型サービスを提供
- サービスの質を維持するため毎月5社限定
- トークスクリプトの作成はコピーライティングのプロが行う
コミットメント株式会社では、NTTコミュニケーションズ代理店全国No.1の実績を持つコールセンターが、アポを引き受けてくれます。
アポの質を高めるため毎月5社までしか案件を受け付けておらず、高いクオリティーを維持しています。
アポに成功した録音データを共有してくれるため、顧客がどの点に興味を持っているか事前に自社で把握して、営業活動を行うことが可能になります。
③株式会社soraプロジェクト
soraプロジェクト3つのポイント
- 法人営業に特化したテレアポ代行会社
- 14年間で蓄積された250万件のコールデータから見込み顧客のリストを作成可能
- 見込み顧客の発掘から獲得までワンストップ対応できる
株式会社soraプロジェクトは、14年間のテレアポ代行の実績と100業種を対象に250万件のコールで培った経験から、最適なコールスタッフの配置が可能です。
800万社の中からターゲットリストを抽出できるため、有望な企業へアプローチを行えます。
適切な企業リスト提供と、良質なアポ獲得により平均アポ率4.6%と高い数字を狙うことができます。
④株式会社イクイップ
イクイップ3つのポイント
- 業界最安値の全国一律1コール99円~
- 10年以上の歴史と300社以上の実績と経験
- テレアポ代行業界初のアポ保証制度を導入
株式会社イクイップは、1コール99円と業界最安値のテレアポ代行会社です。
最短翌日からのコール業務を開始することもできるため、1日でも早くアポを取りたい場合に有効です。
専任の営業担当者がつき、PDCAを回しながらアポの効率化を図るので、精度の高いテレアポを実施することができるはずです。
⑤株式会社アソウ・ヒューマニーセンター
アソウ・ヒューマニーセンター3つのポイント
- 新規開拓企業20万社以上の実績
- 勤続年数3年以上を中心とした経験豊富な営業・販売出身者を配置
- 依頼から最短1週間でプロジェクトスタート可能
株式会社アソウ・ヒューマニーセンターは、11,000社以上の取引実績と30年以上のノウハウを持ったテレアポ代行会社です。
質の高いスタッフが対応するため、アポ取得率4.8%と高い数値を誇っています。
アポの結果を踏まえ、全件レポートし、毎週業務改善を行っているため、アポの効率を高めていくことが可能です。
まとめ
テレアポ外注を利用することで、自社のリソースを有効活用し売上UPを望むことができます。
この記事で紹介したテレアポ業者を選ぶポイントを参考にして、自社に合った外注先を見つけましょう。