決済代行会社のおすすめ20選！チェックしておきたい正しい選び方を紹介

昨今、クレジットカードや電子マネーなど多様化する決済方法への対応策として、決済代行会社の利用は選択肢の一つとして視野に入るでしょう。

しかし、決済代行会社によってサービス内容は異なります。自社の用途に合ったサービスを利用できないと効果は期待できません。

そこで本記事では、決済代行会社のおすすめ20選を紹介します。正しい選び方についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

決済代行会社とは？

決済代行会社とは、販売店に代わり決済を行うサービスを提供する企業のこと。決済代行会社に依頼すれば煩雑化しやすい業務負担を軽減し、コスト削減にもつながります。

販売店が直接金融機関と契約を交わし、売上管理や入金管理を行う場合、手間と時間がかかります。個人経営の販売店では、審査に通らない可能性もあるでしょう。

多様な決済方法に対応するために、決済代行会社を利用されるケースが増えています。

決済代行会社の正しい選び方

では、決済代行会社の選び方を5つ紹介します。

1. 決済方法がサービスや顧客に適しているか
2. 手数料や入金サイクルが適しているか
3. 店舗に合う決済端末が導入されているか
4. 既存システムとの連携が可能か
5. セキュリティ体制が整っているか

決済方法がサービスや顧客に適しているか

決済代行会社を選ぶ際は、決済方法がサービスや顧客に適しているかが重要です。

幅広い年齢層の利用者がいるECサイトの場合、クレジットカード払いだけではユーザーのニーズに対応し切れません。後払い決済やコンビニ決済を利用したい層の販売機会を損失する恐れがあるからです。

また、海外の利用者を対象とするなら、QRコード決済への対応も欠かせません。決済代行会社は、自社の顧客やサービスに適しているところを選びましょう。

手数料や入金サイクルが適しているか

決済代行会社によって手数料や入金サイクルが異なるので、自社に適しているかを確認しましょう。

入金サイクルは、売上が上がった日から入金日までを指します。1ヶ月が一般的ですが、資金繰りが厳しい場合は週払いや決済日の翌営業日入金など、入金サイクルが短い決済代行会社を検討しましょう。

ただし、手数料が高くなると入金サイクルが短いと手数料がかさむ恐れがあるので注意してください。

店舗に合う決済端末が導入されているか

決済代行会社によって、対応する決済端末は異なります。

例えば、実店舗とオンラインショップを両方運営しているケースでは、より多様な決済方法への対応が求められます。

利用できる決済端末が限られると、販売機会を失いかねません。幅広い決済方法に対応できるマルチ決済端末もあるので、店舗に適しているかを確認しましょう。

既存システムとの連携が可能か

決済代行会社によっては、新規で決済用端末の購入が必要になる場合もあります。

そこで、少しでも導入コストをおさえるために、既存システムとの連携が可能かを確認してください。

使い慣れた既存システムとの連携が可能なら、業務のミスも少なく効率化を図れるでしょう。

セキュリティ体制が整っているか

決済代行会社を選ぶ際は、セキュリティ面の確認も大切です。

脆弱なセキュリティでは顧客の個人情報が流出するリスクがあります。万一顧客の個人情報が漏洩すれば、企業の信頼を失いかねません。

決済代行会社のセキュリティ対策を確認する場合は、プライバシーマークの取得やセキュリティコード採用など、具体的に取られる対策を確認してください。

決済代行会社 のおすすめ20選

それでは、決済代行会社のおすすめ20選を紹介していきます。

1. SBペイメントサービスSBペイメントサービス株式会社
2. NP掛け払い
3. GMOペイメントゲートウェイ
4. PAYGENT
5. 届いてから払い
6. マネーフォワード ケッサイ
7. PayPal
8. DGフィナンシャルテクノロジー
9. サブスクペイ
10. Epsilon（イプシロン）
11. ソニーペイメントサービス
12. Square
13. ZEUS
14. ぽちPAY
15. Paid
16. 会費ペイ
17. 後払い.com 口座振替サービス
18. KOMOJU
19. STORES
20. アプラス

SBペイメントサービス

SBペイメントサービスは、ソフトバンクグループ企業が運営するオンライン決済代行サービスです。

オンラインショップから実店舗まで、40種類以上にわたるブランドの決済手段を提供しています。

オンライン決済以外にも、店舗向け決済サービスや支払い代行サービスなどニーズに合わせて対応できるのもおすすめポイントです。

万全のセキュリティ体制を整備しているので、安全性を担保できるのも魅力でしょう。

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NP掛け払い

NP掛け払いは、与信や請求書発行、代金回収や催促に入金管理まで請求業務を一任できる決済代行サービスです。

売掛金は全て株式会社ネットプロテクションズが立て替え払いするので、未回収リスクがありません。

個人商店から中小企業まで、業種も職種も問わず幅広い顧客層を取り込めます。

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GMOペイメントゲートウェイ

GMOペイメントゲートウェイは、幅広い決済方法に対応する、通販・ECサイト向けの総合決済システムです。

クレジットカードや電子決済サービスを始め、払込票決済や口座直結決済にも対応しています。

幅広い決済方法への対応が求められる場合でも、契約の一本化によりコスト削減や入金管理の手間を軽減できるでしょう。

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PAYGENT

PAYGENTは、費用やビジネスモデルに合わせて豊富な選択肢が用意されている決済代行サービスです。

システムを導入しやすいことに加え、締め日から最短5営業日で入金されるのも魅力。豊富な決済方法を一括で導入できるので、事務負担の軽減と業務効率化にもつながるでしょう。

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届いてから払い

届いてから払いは、マルチ決済の後払いに特化したサービスです。

商品が届いてから、キャッシュレス決済を希望する顧客はその場で支払いが完了、現金払いならお店でも支払えます。

決済画面でのもたつきがないのでカゴ落ちを防止や、マイページへのバナー広告表示（オプション）で販促効果が期待できるでしょう。

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マネーフォワード ケッサイ

マネーフォワード ケッサイは、与信審査から請求書の発行・発送、入金確認や未入金時の連絡まで、請求に関わる業務を一括で代行するサービスです。

独自ロジックにより最短数秒で与信審査を行い、請求書は紙媒体とデータに対応。与信審査の通過率も99％と高水準です。

売掛金の未回収リスクもほぼありません。決済手段が広がるため、事業拡大の可能性も期待できます。

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 PayPal

PayPalは20年以上の歴史と実績がある、世界中で使われている決済サービスです。

買い手と売り手の保護制度により、双方が安心して利用できるでしょう。

また大企業向けには、完全にカスタマイズできるサービスも提供しており、フレキシブルな活用ができます。

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DGフィナンシャルテクノロジー

DGフィナンシャルテクノロジーは、幅広いニーズに対応するオンライン決済サービスです。

マルチ決済代行サービス「VeriTrans4G」の導入で、ECサイトはもちろん越境ECサイトや実店舗にも対応。決済代行サービスに関わる全ての業務を一括導入・管理できます。

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サブスクペイ

サブスクペイは、あらゆるサブスクビジネスに対応する決済代行サービスです。

2つのプランから自社に合うプランを選べます。

• Standard：毎月の決済処理を自動で行う自動継続課金システム
• Professional：申込～解約、サイト作成までオールインワン顧客管理データベース

プログラミングの知識がなくても、直感的操作でサイトを作成したり、利用状況を可視化したりすれば売上アップや業務効率向上を図れるでしょう。

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Epsilon（イプシロン）

Epsilon（イプシロン）は、ECショップ向けの決済代行サービスです。

企業と加盟店の間で、課金処理・システム提供・契約代行を一括で対応。さらに、オプションでセキュリティや配送なども安価で提供しています。

決済方法の選択肢が豊富なので、幅広い顧客層に対応できるのが強みです。

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ソニーペイメントサービス

ソニーペイメントサービスは、18種類の決済代行サービスやECカート用決済サービスを提供しています。

カード会社や加盟店などとの契約や条件交渉、事務手続きにいたるまですべてソニーペイメントサービスが代行。入金は原則月2回ですが、要望によっては決済回数を増やすこともできます。

売上金額の資金決済の一本化や経理・事務担当者の業務負担軽減により、業務効率化を図れるでしょう。

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Square

Squareは、店舗でもオンラインショップでも、1つのアカウントで決済から業務管理まで対応する決済代行サービスです。

初期費用は無料で、決済手数料は業界最安水準の3.25%。機能が充実したPOSレジを無料で使用できます。

売上は入金依頼不要で最短翌営業日に入金されますが、振込手数料も事務手数料もかかりません。

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ZEUS

ZEUSは、創業から25年以上の歴史と、導入14,000サイト・提携パートナー400社以上の実績を持つ会社が提供する決済サービスです。

豊富な決済サービスに対応しており、24時間体制のコールセンターや、独自の不正利用検知システムのフルサポートを実現。大きな安心感を持てるでしょう。

ECサイトはもちろん、カタログ販売やデジタルコンテンツ、学校や医療機関まで幅広い業種に取り入れられます。

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ぽちPAY

ぽちPAYは、個人事業主向けのクレジットカード決済専用サービスです。

基本機能には、銀行振込決済も含まれるので、クレジットカードが使えない顧客にも対応できます。

入金は月末締め翌月20日支払ですが、決済日や金額のカスタマイズも可能。資金繰りに不安がある個人事業主でも安心でしょう。

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Paid

Paidは、与信審査や請求書発行、入金管理や督促まで、請求業務を全て代行するサービスです。

経理まわりの業務負担の軽減ができるほか、支払いの遅延や未入金リスクもありません。

また、請求代行に加えて、未払い時の保証がセットになっているので、代金が未払いでも支払いが100%保証されるので安心です。

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会費ペイ

会費ペイは、初期費用も月額費用も0円、決済手数料と決済成功時に手数料が発生する決済代行サービスです。

対面はもちろんのこと、オンラインサービスでの利用にも対応しています。

入会申込フォームは24時間いつでも利用できて、カードや口座の登録も全てWeb上で完結。毎月の集金は、予め設定したタイミングで自動決済されます。

シンプル操作で決済結果も自動で管理画面に反映されるので、業務工数削減や効率向上につながるでしょう。

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後払い.com 口座振替サービス

後払い.com 口座振替サービスは、購入者が商品を確認してから支払う決済サービスです。

決済方法は、請求書決済以外にクレジットカード決済やスマホ決済にも対応。請求書は圧着はがきを使用するので、顧客のプライバシーも保たれます。

CVS連携やAPI連携も可能なので、業務効率の向上にも役立つでしょう。

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KOMOJU

KOMOJUは、個人から大企業まで、世界中の決済方法に対応している決済代行サービスです。

申込はオンライン上で完結しますし、初期費用と月額利用料はかかりません。決済手数料のみのシンプルな料金体系が魅力です。

KOMOJUは、海外販売に強いので、海外向けECサイトを運営している企業に適しているといえるでしょう。

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STORES

STORESは、幅広い業種への導入が可能な決済代行サービスです。初期費用と月額固定費がかかりません。

医療・理容室床屋・クリーニング店はクレジットカード決済を、特別料率で利用できます。

入金サイクルは手動と自動があり、手動は決済日から最短2日で入金。振込手数料は自動だと金額に関わらずかかりませんが、手動なら10万円以上で無料になります。

決済端末は有料ですが、申込から6ヶ月以内に10万円以上の売上達成で無料になるのも目を惹くポイントでしょう。

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アプラス

アプラスは、新生銀行グループの株式会社アプラスが提供する決済代行サービスです。

40年以上の歴史と8,000社以上の実績を持ち、年間取扱高は業界最大級。請求担当の業務負担軽減や、業務効率向上を図りたい企業に適しています。

初めて決済代行サービスを利用する企業も、導入前から運営まで万全のサポート体制が整っているので安心でしょう。

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決済代行会社に依頼するうえでの注意点

ここからは、決済代行会社に依頼するうえでの注意点を2つ紹介します。

1. 個人情報は慎重に扱う必要がある
2. 災害によるサービス停止のリスクがある

個人情報は慎重に扱う必要がある

自社でどんなに個人情報の取り扱いに気を使っていても、第三者である決済代行会社が関わる以上、顧客情報が流出するリスクがあります。

万一顧客の個人情報が流出すれば、信用問題に関わりかねません。

決済代行会社に依頼するのであれば、信頼できそうな企業を探し、個人情報は慎重に取り扱いましょう。

災害によるサービス停止のリスクがある

昨今、急速に普及しているキャッシュレス決済は、便利な反面インターネット環境が必要不可欠です。

もし、クラウドサーバーにトラブルが生じたり、災害や停電でネットに接続できなくなったりすれば、キャッシュレス決済は使用できません。

万一に備えて、現金での運用も視野に入れておきましょう。

決済代行会社のメリット

では最後に、決済代行会社を利用するメリットを3つ紹介します。

1. 幅広い決済方法に対応できる
2. 経理まわりの業務負担を軽減できる
3. 低コストでセキュリティ強化を図れる

幅広い決済方法に対応できる

決済代行会社を利用する最大のメリットは、幅広い決済方法に対応できること。決済手段の選択肢が豊富な決済代行会社を利用すれば、販売機会の損失リスクを抑えられます。

幅広い決済方法に対応することによって利便性が向上し、新規顧客の獲得にもつながるでしょう。

経理まわりの業務負担を軽減できる

決済代行会社を利用すれば、異なる決済方法でも一括管理が可能になり、経理まわりの業務負担を軽減させられます。

また、売上もまとめて入金されるため、経理業務の効率化も期待できます。

低コストでセキュリティ強化を図れる

また、決済代行会社の利用により、低コストでセキュリティ強化を図れるのもメリットです。

自社でセキュリティを強化するには、システム構築に数百万円もの費用がかかります。企業の規模によっては、数千万円かかる可能性もあるでしょう。

そこでセキュリティ対策が万全の決済代行会社なら、システム構築も一任でき、低コストで体制の強化を図れます。

まとめ：決済代行会社ランキングを参考に自社にマッチしたところを選ぼう

決済代行会社の利用により、幅広い決済手段に対応できます。

決済手段の選択肢が増えると、利便性が向上し、店舗を利用される顧客の増加や売上アップにもつながります。

決済手段が少ないだけで、販売機会の損失につながりかねません。

本記事を参考にしながら、自社にマッチした決済代行会社を導入してください。