テレアポ管理ツールおすすめ8選!自社の業務効率化に繋がるツールを選ぶポイントも解説!

「テレアポ管理ツールってどれがおすすめなの?」「テレアポ管理ツールの選び方は?」
そのような疑問を持っている方もいるでしょう。
テレアポ業務における問題解決・業務効率化を図るのに、非常に役立つのがテレアポ管理ツールです。
そこで本記事では、テレアポ管理ツールのおすすめ8選を紹介します。
テレアポ管理ツールを選ぶポイントも解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

テレアポ管理ツールとは

テレアポ管理ツールとは、電話とパソコンを連携させたシステムです。
別名でCTI(Computer Telephony Integration)とも呼ばれ「コンピューターと電話の統合」を意味します。

テレアポ管理ツールの活用によって、電話の受発信やあらかじめ設定したトーク内容を表示させる機能など、パソコンのメリットを活かしながらテレアポ業務の効率化を図れます。

現在、多くのコールセンターや企業の間でテレアポ管理ツールが注目され、積極的に導入されています。

テレアポ管理ツールの代表機能

テレアポ管理ツールの代表的な8つの機能を紹介します。

  1. ワンクリック発信機能
  2. プレディクティブコール機能
  3. オートコール機能
  4. 顧客情報管理機能
  5. 対応履歴管理機能
  6. 録音機能
  7. 結果の記録・分析機能
  8. 目標管理機能

ワンクリック発信機能

ワンクリック発信機能とは、顧客リストの発信ボタンをワンクリックするだけで電話を掛けられる機能です。電話番号の誤入力を防ぐことはもちろん、入力の手間をなくすことができるため、大幅な業務効率化を図れます。

プレディクティブコール機能

プレディクティブコール機能とは、オペレーターの数の3〜5倍の顧客に同時発信する機能です。応答があったコールのみをオペレーターにつなぐため、待機時間の短縮になり、稼働率を上げることも可能です。

オートコール機能

オートコール機能とは、指定した日時・顧客へ自動的に一斉発信できる機能です。コールに応答があった場合、予め録音しておいた自動音声による案内ができます。

顧客情報管理機能

顧客情報管理機能とは、顧客の詳しい情報を管理する機能です。
連絡先や在宅時間・見込みレベル・次回のテレアポ予定などを一元管理することができるため、スムーズな顧客対応につながります。

対応履歴管理機能

対応履歴管理機能とは、テレアポの日時や通話内容を履歴として残す機能です。
対応履歴を参考にすれば、過去に話した内容を踏まえて話せるので顧客に好印象を与えることができます。また、重複した内容の案内を防ぐことにも役立ちます。

録音機能

録音機能は、通話内容の音声を録音して保存できる機能です。通話内容の記録としてはもちろん、アポ獲得率の高いオペレーターの通話内容を、教育材料として活用することもできます。

結果の記録・分析機能

結果の記録・分析機能は、架電数・通話数・通話時間などの結果を記録・分析する機能です。テレアポ業務の現状を数字で把握できるため、課題の整理や今後の目標設定に活用できます。

目標管理機能

目標管理機能とは、各オペレーターの目標値に達する現在値を管理し、達成率を可視化する機能です。達成率の可視化は、オペレーターのモチベーション向上にもつながります。

テレアポ管理ツールを選ぶポイント

テレアポ管理ツールを選ぶポイントは以下4つになります。

  1. 機能
  2. 費用
  3. 対応範囲
  4. 契約形態

機能

まずは、必要な機能を把握しましょう。
そのためにはテレアポ管理ツールの導入において「テレアポの効率化」「テレアポの質改善」のどちらに重きを置くかを考慮してください。

「テレアポの効率化」を重視する場合は、オペレーターの稼働率を上げることや発信数を増やすことが欠かせません。したがって、機能については「プレディクティブコール」「オートコール」などが役に立つでしょう。

一方、「テレアポの質改善」を重視する場合は、顧客1件ごとの対応の質を上げることなどが重要です。例えば、対応履歴機能を駆使することで、より顧客目線での案内ができるでしょう。

費用

テレアポ管理ツールの導入費用や月々の使用料が、無理のない予算で収まるか確認しましょう。予算面で無理をしてしまった場合、後々テレアポ管理ツールの変更を検討せざるを得ないこともあります。

クラウド型の場合は、無料の試用期間を設けている場合も多いです。
そのため、複数のテレアポ管理ツールを同時に試しながら自社のニーズを満たすものを選びましょう。

対応範囲

テレアポ管理ツールがスマートフォンでも利用可能か、対応範囲を確認しておきましょう。
主にスマートフォンでテレアポ業務を行っている場合は、特に重要なポイントとなります。

契約形態

テレアポ管理ツールの契約形態には「オンプレミス型」と「クラウド型」の2種類があります。

オンプレミス型とは、自社に設置したサーバーの中でテレアポ管理ツールを利用する形態です。メリットは、「運用やカスタマイズに柔軟性がある点」と「セキュリティが高い点」です。デメリットは、「サーバー設置のコストが掛かる点」と「運用・管理の負担が生じる点」です。

一方、クラウド型とはインターネットを介してテレアポ管理ツールを利用する形態です。
メリットは、「簡単に導入できる点」や「自社による管理・運用が不要である点」です。
しかし、デメリットとして「カスタマイズの柔軟性が低い点」「セキュリティ面での不安が残る点」です。

現在は、クラウド型のテレアポ管理ツールを導入する企業が多くみられますが、自社に適した形態のツールの導入を検討しましょう。

テレアポ管理ツールのおすすめ8選

テレアポ管理ツールのおすすめ8選を紹介します。

  1. ListNavigator
  2. アポ放題
  3. 楽テル
  4. おた助
  5. テレオールワン
  6. Good Call(グッドコール)
  7. MiiTel(ミーテル)
  8. ネオ・クイックコール

ListNavigator

初期費用 50,000円〜
月額費用 15,000円〜
最低利用期間 要問い合わせ

ListNavigatorは、株式会社Scene Live (シーンライブ)が提供する、テレアポ管理ツールです。
オペレーター1名の小規模な環境から大規模コールセンターまで、幅広い企業に対応しており、業界問わず2,000社以上の企業で導入されています。
ListNavigatorの導入による「架電数が平均150〜200%アップ」「通話料が平均63.5%ダウン」「導入企業の94.3%が営業効率化を実現」という実績からも、安心して利用できます。

ListNavigator 公式サイト

アポ放題

初期費用 2,200円
月額費用 CTIシステム代:8,580円
サーバー代:2,200円
最低利用期間 要問い合わせ

アポ放題は、モズエンタープライズ株式会社が提供する、スマートフォンに対応したテレアポ管理ツールです。通話料が定額の「スマートフォンかけ放題プラン」を利用すれば、費用の心配をせず積極的にテレアポを行うことができます。
場所を問わず外出先やテレワークの場面でも利用できる点が、重宝されています。

アポ放題 公式サイト

楽テル

初期費用 150,000円~
月額費用 70,000円~
最低利用期間 要問い合わせ

楽テルは、株式会社ラクスが提供するテレアポ管理ツールです。
問合せ管理やキャンペーン管理などの用途別のテンプレートも初期搭載されているため、導入直後より活用しやすいのが特徴です。
「管理項目の追加」「操作画面レイアウトの変更」「業務・承認フローの設定」も可能で、カスタマイズの柔軟性も高いです。

楽テル 公式サイト

おた助

初期費用 5~10万円程度
月額費用 6,000円×席数(ソフトフォン版)
7,000円×席数(スマホ版)
最低利用期間 要問い合わせ

おた助はソフトプラン株式会社が提供する、テレアポ管理ツールです。利用プランはIP電話を利用する「ソフトフォン版」とAndroidのスマートフォンを利用する「スマホ版」があります。
IP電話は通話料を抑えることができ、スマホ版はかけ放題プランもあるため、おた助によりテレアポのコストを大幅に削減できます。
また、遠隔サポート・オンラインデモの体制も整っているため、導入後も安心して利用できます。

おた助 公式サイト

テレオールワン

初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
最低利用期間 要問い合わせ

テレオールワンは、株式会社コンベックスが提供するテレアポ管理ツールです。
電話営業に欠かせない5つの公式「データベースの力」「キーマンとの通話」「対話力」「フォローコール力」「マネジメント力」を根拠に開発されたのが特徴です。
また、900社以上での導入実績を持つため、信頼度も高いツールです。

テレオールワン 公式サイト

GoodCall(グッドコール)

初期費用 10,000円/契約
5,000円/1アナウンス
月額費用 9,000円〜
最低利用期間 縛りなし

GoodCall(グッドコール)は、株式会社Good Relationsが提供する、テレアポに必要な機能をオールインワンで搭載しているテレアポ管理システムです。
営業会社・受付会社などからの実際の声を反映しながら改善を重ねた操作性・視認性も、抜群です。例えば、検索や対応履歴も1つの画面で完結させることでスクロール・画面遷移を最小限にするなど徹底的な工夫が施されています。
最短2日で導入可能であるため、スピード重視の場合にもおすすめです。

GoodCall(グッドコール) 公式サイト

MiiTel(ミーテル)

初期費用 0円
月額費用 5,980円
最低利用期間 要問い合わせ

MiiTel(ミーテル)は、株式会社RevCommが提供する、音声解析AIを搭載したテレアポ管理ツールです。インターネット環境とパソコン・ヘッドセットがあれば使えるIP電話のため、固定電話よりも大幅にコストを削減することができます。
導入実績は累計約1,650社を突破し、多くの企業での業務効率化に役立っています。また、外部ツールとの連携機能も充実しているため、活用の幅が広い点も特徴です。

MiiTel (ミーテル)公式サイト

ネオ・クイックコール

初期費用 無料
月額費用 要問い合わせ
最低利用期間 縛りなし

ネオ・クイックコールは、株式会社コスト削減グループが提供するテレアポ管理ツールです。通話料金が1分毎に発生する「ショートプラン」と国内の固定電話へかけ放題の「アポ定額プラン」があり、利用環境に応じてプランを選択できます。30分間無料で通話可能なデモも提供しており、操作性だけでなく音質も確認することが可能です。
また、電話・パソコン遠隔サポート・サイトによる、充実したアフターフォロー体制も整っています。

ネオクイックコール 公式サイト

まとめ

テレアポ管理ツールの導入により、多くの企業が大幅な業務効率化を実現しています。
テレアポ管理ツールを選ぶ際は、実際に使う場面を想定しながら「機能」「費用」「対応範囲」「契約形態」を軸に吟味していきましょう。多数存在するテレアポ管理ツールから自社に適したものを導入できれば、最大限の活用ができます。

従来のテレアポで発生していた精神的な負担も軽減でき、オペレーターのモチベーションも高められるテレアポ管理ツール。
ぜひ導入を検討し、アポ獲得率の向上を目指しましょう。